クマネズミ

くまねずみは、世界的に広く分布し、インド、ミャンマー地方が原産地といわれています。 もともと樹林を生活の場としていたので壁、木、木の枝、電線、とい、支柱等も自由に動き回ります。 一般に屋内の高い所に住み着きます。水に入るのは嫌いですが、垂直に昇ったりジャンプ、綱渡りなどはうまく、立体的に行動します。 乾燥には強いですが、寒いところ、湿気の多いところを嫌います。都心部のビルや、駅の近辺で被害が多く、最近では住宅地でもクマネズミによる被害が増えています。 電線や通信ケーブルを咬んだり、切断したりすることもありますので被害が甚大になることもあります。 体長18~23㎝、体重200g位で中型。生後やく3ヶ月で成獣となり繁殖可能となります。 寿命は3年位といわれます。 ねずみは雑食性ですが、クマネズミは植物質を、特に種実類、ピーナツ、米、サツマイモ等を好みます。伝播する疫病としてペスト、サルモネラ症、そ咬症などが知られています。 クマリン系殺鼠剤に抵抗性が出来ているものが多く殺鼠剤を食べてもなかなか死にません。

クマネズミ

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