アメリカシロヒトリ
日本全国に分布し年2~3回発生します。
毒はないが都心部に多く公園、街路樹、工場、学校、民家で発生し問題となります。都心部では、野鳥やクモなどの天敵、捕食者が少ないために時には大発生します。
きわめて雑食性でサクラ、ポプラ、プラタナス、ヤナギ、クワ、ニセアカシア、カエデ等を好み、白い糸を引きながら葉脈だけを残し食害します。
アブラムシ
カメムシ目
アブラムシ上科
アブラムシには多くの種類がいます。
甘い汁を出すためクロアリと共生する種もあり、繁殖力が強く植物のウイルス病をを媒介することもあります。
ドクガ
卵、幼虫、さなぎ、成虫と一生を通じて毒針毛があります。成虫は体長12~22㎜。幼虫は30~40㎜で約600万本の毒針毛(目に見えない)があります。 人に毒針毛が触れると激しいかゆみが起こりやがてジンマシンのようになり2~3週間かゆみが続くこともあります。
触れた場合はその部分を水で洗い流しましょう。
年2回の発生で本州以南に分布しています。 幼虫はチャの他、サザンカ、ツバキ、ビワ等を食害します。
マイマイガ
年1回の発生で幼虫は成長すると6センチ位にもなります。
雑食性で極めて多くの種類を加害します。
イラガ
年1~2回の発生で,写真のような毒棘がありさわると激しい痛みを感じます。
その後、数日間赤くはれ痒みが続きます。
幼虫の発生は7~10月。
雑食性でカキ、ヤナギ、クルミ、サクラ、ウメ、カエデ、プラタナス、ザクロ等を加害します。
ヤネホソバ
チョウ目
ヒトリガ科
コケや地衣を食べていて、外壁、ベランダ等に大発生することがあります。
この幼虫には毒針毛があり、触ると激しい痒みがあったり、赤く腫れたりします。
普通の蛾のように植物にはつきません。